聯合專利商標事務所(弊台湾事務所)は1973年に台湾において特許商標業務を専門に取り扱う事務所として設立されました。同所には現在、弁護士3名、弁理士(專利代理人)7名を含めて52名の所員が在籍しております。

同所には、特許部、商標部及び総務部の三部門があり、特許部には、電気、機械、土木及びコンピュータ等の分野で豊富な経験を持つ特許技師(專利工程師)並びに電子、生物科学、化学及び薬学のスペシャリストがおります。商標部には、主として法律関係のスペシャリスト、LLBを取得したパラリーガル及び経験豊富な商標代理人がおります。

また、所内には、日本語、中国語および英語をはじめとして、ドイツ語およびフランス語を含む数カ国語に通じたスタッフを擁し、高品質なサービスを提供しております。

台湾事務所所長、頼経臣弁理士は、台湾東海大学応用化学科、米国ユタ大学(化学専攻)出身の修士で、台湾における知的財産権の保護の分野で幅広い活動を続けています。同弁理士は現在、アジア弁理士協会総会の顧問及び国際理事(任期2006-2013年)の要職にあり、それ以前、1994年から2000年まではアジア弁理士会台湾部会理事長、2001-2006年まではアジア弁理士会総会の副会長を務めました。また、台湾工業団体連合会及び全世界スポーツ用品製造業連合会の工業所有権委員会委員並びに台湾スポーツ用品製造業同業会の顧問を務めているほか、私立大学で非常勤准教授として、しばしば特許及び商標の講演を行い、また論文を発表しております。

副所長、宿希成弁理士は、米国、スティヴンス・インスティチュート・オブ・テクノロジー出身のコンピュータ修士です。宿弁理士は劉孔中博士と共同で「電腦程式相關發明之專利保護-法律與技術之分析」(コンピュータ・プログラムに関する発明の特許保護-法律と技術の分析、2000年2月発行)を執筆しました。この著書は453頁にのぼる力作で、台湾ではコンピュータ・プログラムに関する発明の特許保護をめぐる理論と実際的問題を探求する最初の専門書です。(劉孔中博士は、ドイツ・ミュンヘン大学出身の法学博士で、現在、台湾中央研究院の副研究員です。)また、宿弁理士は、2000年から2003年までアジア弁理士会台湾部会意匠専門委員会(2000~2002;2006~2012)の世話人を務め、2003年から同会知的財産局電子化研究グループの世話人を務めています。宿弁理士は現在、台湾弁理士会の常務理事を務めております。

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